加齢による関節の痛み

腰椎椎間板ヘルニア

急性、慢性どちらでも起きることがあります。症状がない方もいますが、飛び出たヘルニアが神経に触れてしまうと、痺れや違和感を感じます。

こんな症状はありませんか?

ヘルニアがあっても無症状な方もいますが、ヘルニアが後ろにある脊髄に触れて刺激してしまうと、下半身に痺れや痛み、
筋力低下が発生する場合があります。

病態と原因について

背骨と背骨の間には椎間板というクッションがあります。
その椎間板の中にある髄核という部分が椎間板から飛び出てしまうことを椎間板ヘルニアと呼びます。
髄核が椎間板の後方に飛び出ると脊柱管内にある脊髄を刺激し症状が現れます。
椎間板の加齢に伴う変性や、重量物の挙上やスポーツ外傷によるものが多いですが、遺伝が関係している可能性も示唆されています。

当クリニックでできる治療方法

ブロック注射や内服で疼痛をコントロールし、リハビリで姿勢や体幹のトレーニングを行います(運動療法)。
必要であればコルセットなどの装具も使用します(装具処方)。多くの場合は3ヶ月程度でヘルニアが退縮(小さく)なり症状が改善してきます。
十分な改善が見込めない場合や排便排尿障害、筋力低下を認める場合には手術加療となります。