加齢による関節の痛み

ロコモーティブ
シンドローム

加齢に伴い運動能力の低下がおき、転倒や疼痛発生のリスクが上がります。
習慣的な運動を心がけましょう。

こんな症状はありませんか?

それぞれの項目はすべて、骨・関節・筋肉などの運動器が衰えているサインです。
この兆候を感じたら、ぜひクリニックで診断をし、ロコモーショントレーニングを開始することをお勧めします。
 
❶家の中でつまずいたり滑ったりする
❷15分くらい続けて歩くことができない
❸横断歩道の青信号で渡り切れない
❹階段を昇るのには手すりが必要である
❺片脚立ちで靴下が履けなくなった
❻2㎏程度の買い物をして持ち帰るのが困難である(1リットルの牛乳パック2個程度)
❼家のやや重い仕事が困難である(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)

病態と原因について

ロコモティブシンドロームとは、運動機能の低下により移動能力が低下した状態のことで、変形性関節症や外傷、神経疾患が
原因となることが多くあります。
加齢による身体の衰えも大きな原因になり、この状態では転倒と、それによる骨折など、様々なリスクが高まります。
運動器疾患は要支援の35%、要介護の20%を占めており、予備軍を含めると国内で4700万人の患者さんがいると言われています。

当クリニックでできる治療方法

ロコモ度テスト(*1)を行い、自分の現状を把握します。
運動機能の機能の低下は転倒や認知症など様々な原因となります。
装着型リハビリロボットHAL®(*2)を使用したり、リハビリを通して運動能力アップを目指します(運動療法)。
なお、症状により疼痛出た場合は、再生医療(関節注射)を行うこともあります。

➡ (*1)ロコモ度テストについて(ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイトへ)
➡ (*2)装着型リハビリロボットHAL®について