加齢による関節の痛み

急性腰痛症

別名:ぎっくり腰

不用意な姿勢で重いものを持つなどすることで発生するといわれています。腹筋背筋不足はリスクになりますので、リハビリでしっかりと筋トレを行います。

・痛む箇所

こんな症状はありませんか?

腰部の急激な疼痛があり、疼痛があり、起き上がりや歩行が難しい方もいます。
足の痺れや筋力低下も出るようであれば、腰椎椎間板ヘルニアなど別の疾患を考え、MRIの撮影をお勧めすることもあります。

病態と原因について

不意に重いものを持ったり、無理のある姿勢で動いたりした際に発生します。

  • 椎間板内にある髄核がずれて、周りにある線維輪を傷つけ炎症が起こった状態と考えられています。
  • 髄核が完全に飛び出てしまうと腰椎椎間板ヘルニアになります。急性腰痛症は総称のため、髄核ではなく椎間関節の滑膜炎など、様々な病態があると考えられており、明らかな原因は究明されていません。

一度発生すると再発しやすいため、しっかりと治療、予防することが重要です。

当クリニックでできる治療方法

急性期の強い痛みに対しては、内服や対外衝撃波(物理療法)で症状改善をはかります。
原因がはっきりわかっている場合には、培養上清液の関節注射(再生医療)や、その他痛み止めの注射で改善することもあります。
症状軽快後は、理学療法士による姿勢の指導や体幹のリハビリをお勧めしております(運動療法)。