加齢による関節の痛み

腱板損傷

スポーツ選手にも多く起きますが、長年の重労働で徐々に腱板が擦り切れてしまう疾患です。

こんな症状はありませんか?

肩の運動で疼痛が出現します。日常生活では、棚の上や遠くのものに手を伸ばして取ったり、手を背中に回したりすると痛みが出ることが多いです。肩のインナーマッスルが傷んでいると、夜間痛がでることが特徴的です。

病態と原因について

肩関節を動かすための筋肉である腱板の損傷であることが多く、徒手検査やエコー、MRIで原因を調べます。
肩由来であることも多いですが、背骨の動きが悪い、股関節が硬い、なども原因になることがあります。

  • 腱板とは肩の動きを制御する筋肉のことです。
  • 職業柄肩をよく使う人が経年的に痛めてしまったり、重いものを持った人が筋肉や腱を痛めて急性に起きることもあります。
  • 人に動かされても痛くないが、自分で動かすと痛いという場合もあります。

当クリニックでできる治療方法

原因に合わせて関節内注射(再生医療)や周囲の筋に対するハイドロリリース注射、体外衝撃波(物理療法)などを行います。
運動時痛が改善されてきたらリハビリを行い、正しい動かし方を学んでいただきます(運動療法)。