加齢による関節の痛み

変形性関節症

膝・股関節など

長年の関節への負荷や生まれつきの骨形態の特徴が原因で関節が変形し、痛みが引き起こされます。最終的に手術が必要な方もいますが、当院では運動療法や再生医療で改善を目指します。

こんな症状はありませんか?

変形性膝関節症では、初期は関節の違和感や強張りを感じるようになり、階段の下りや椅子に座る時に疼痛が出現します。
特に歩き始めの一歩目に疼痛を訴えることが訴えることが多く、歩き始めると軽快しますが、進行すると色々な色々な日常生活動作でも疼痛が出て、
最終的には安静時にも痛みを訴える方もいます。
膝の内側に疼痛を訴える方が多いですが、外側の方もいます。初期は目立ちませんが、徐々にO脚変形(X脚のことも)となります。

病態と原因について

原因は様々ですが、性別(女性に多い)、肥満、外傷歴、アルコールや喫煙、ステロイドの使用等が挙げられます。
骨の脆弱性や、軟骨への繰返しのストレスにより軟骨の摩耗や骨の変形を引き起こします。

  • 骨の脆弱性や、軟骨への繰返しのストレスにより軟骨の摩耗や骨の変形を引き起こします。
  • 一次性と二次性に分類され、代謝性疾患、外傷、先天異常などの明確な原因があるものは二次性、明らかな原因がないものは一次性となります。
  • 一般的に閉経後の女性に多く発症します。

現在、変形性関節症の患者さんは、無症状も含めると日本で4400万〜4800万人と言われています。

当クリニックでできる治療方法

リハビリテーション(運動療法)と関節注射(PRP療法などの再生医療)とを組み合わせた治療を行います。
リハビリテーションで関節周囲の筋力をつけることで安定性を増し、関節注射で摩耗した組織の再生を促します。
また痛みの原因が変形した関節ではなく周囲の筋肉の緊張のことも多く、運動療法に加えて体外衝撃波(収束型)が著効する場合もあります。

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