道具を使用するスポーツの特徴とトレーニング

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スポーツは、道具を使用しないスポーツ(陸上、水泳、ボクシングなど)と道具を使用するスポーツ(野球、サッカー、テニス、卓球など)に大きく2つに分類することが出来ます。
『道具を使用するスポーツ』 の特徴としては、競技者の持てる力が、そのまま発揮されるとは限らない点が挙げられます。
そのため、自身の力を最大限発揮するためには道具を正しく使用する事が重要になります。
今回は、最大限に力を発揮するための体と道具の使い方に着目して解説したいと思います。

道具を使用するスポーツの特徴

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一例として、ゴルフを取り上げます。

ゴルフは『クラブ』と『ボール』の少なくとも2つの道具を使用します。
その為、ゴルフの正しいフォームの他にクラブでボールを当てるといった、道具の正しい使い方を理解しておく必要があるのです。
道具を使わないスポーツは身体の使い方をマスターすることで、結果が直結して出させていましたが、道具を使うスポーツでは身体の使い方が完璧でも道具を正しく使いこなせていないと結果にはつながりません。

身体・道具をうまく使いこなせて初めて安定した結果が出せるのが道具を使いスポーツの特徴です。

身体を正しく使えていないとどうなるか

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道具を使用するスポーツは、ある程度重量のあるものを持ち上げ運動する、力を伝えるということが発生します。
それは少なからず自分自身の身体ではない物を扱ったり、衝突したりするので、少なからず身体に負担がかかっていることを意味しています。

身体の使い方が良くない場合も、身体に必要以上の負担をかけることとなり、痛み・違和感といった身体の不調を感じるようになります。
その結果、怪我や故障といった好きな競技を怪我で続けられない、悔しい時間を過ごすことになり得うるのです。

力を発揮するためのトレーニング

道具を使うスポーツではどのようなポイントを意識してトレーニングをすればよいのでしょうか。
それは、だれにでも共通点するポイントと、一人ひとりの個別で考えていくべきポイントに分けられます。

共通するポイント:基本的なスポーツの動作

<共通するポイント>
・関節の可動域
・握力
・体幹
・側屈
・回旋

個別でのポイント:体型・骨格などによって調整する細かいテクニック

<個別に考える点>
・手首の角度
・脇の開き方
・アドレスの合わせ方
・目の合わせ方

<共通するポイント>と<個人に考えるポイント>を適切に理解し、トレーニングを重ねることが重要です。

当院、施設でのアプローチ

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<共通点するポイント>に関して

MTXスポーツ・関節クリニックの医師と理学療法士が、身体の健康状態や、筋力の偏り、可動域などを評価し、弱い部分を適切に強化することができます。

闇雲に鍛えるのではなく、自身の身体的なバランスを見た上でのトレーニングなので、自身のバランスをしっかりと整えることができます。

<個別に考える点>に関して

連携施設であるMTX ACADEMYのPractice fieldで、“Power connect position”というメソッドを用い、身体の細部に至るまで自身の心地よい感覚を専用のチャートに落とし込むことができます。

優秀と呼ばれている選手でも、力を発揮できずに負けることが一発勝負の世界では稀に起こります。
なぜ優秀と評価されていた選手が試合で負けてしまったのか考えると、道具・身体を自分のイメージした通りに扱うことができない場合に、そう言った番狂わせが起きることが多いように見えます。

『力を持った選手がコンスタント(安定的)にその力を発揮する』ために、トレーニングは重要ですし、『格上の選手に挑む際に、持てる力を余すことなく発揮する』ためにも、トレーニングは重要です。

最後に

MTXスポーツ・関節クリニックでは、クリニック内の治療・リハビリメニューの他にも、連携施設でも充実した治療を行うことができます。例えばクリニックのすぐ下の1階にあるダイナミックデバイスでは、下半身の筋力評価を行い、左右差や、関節の安定感を高めることができます。

 また、野球をしている形を対象に「肘検診」や普段の生活の中で膝が気になる方に「膝検診」を定期的におこなっており、現状痛みや違和感がない方へ、予防医療を提供しています。

ホームページや各種SNSで告知させていただきますので、こちらにもぜひご参加いただけますと幸いです。

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記事監修

MTX ACADEMY Practice Field
チーフトレーナー 木村 匡宏


慶應義塾大学経済学部に入学、體育會野球部へ入部。
その後金融機関勤務を経て、上達屋パフォーマンスコーディネーターとして3万人以上をサポート。
子供からメジャーリーガーまで、スポーツ、教育、運動、ココロとカラダの健康を通じて、みんながイキイキと自分らしさを大切に、新しいチャレンジをサポートする。

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