バランストレーニングの重要性について

このホームページをご覧いただいている多くの皆様は、家の外に出る時には、靴下を履き、靴を履き、コンクリートで舗装された道を歩いて日々生活をしていると思います。
私たちが何気なく歩けているのには、細かい筋肉、細かい筋肉と神経のつながりの発達により、バランス調整が作用しているからです。
今回は現代社会におけるバランストレーニングの重要性についてご紹介いたします。

目次

  1. バランストレーニングとは
  2. バランストレーニングの効果
    1. スポーツにおけるバランストレーニングの効果
    2. シニアにおけるバランストレーニングの効果
  3. バランス能力のチェック方法をご紹介
    1. 測定方法
  4. 最後に

バランストレーニングとは

バランストレーニングは、いわゆる不安定な場所で立ったり、歩いたり、トレーニングを行うことで、普段の生活では刺激されにくい筋肉・腱・関節に刺激を与えることトレーニングです。また脳の中でもバランスを司る前庭系(三半規管)にも刺激を入れることができ、脳と身体を繋ぐ重要な役割を強化することができます。

昨今はさまざまな器具やグッズがホームセンターでも購入できるようになりました。

バランストレーニングのためのバランスボールやバランスボールを半分にしたようなバランスディスクは有名です。

バランストレーニングの効果

バランストレーニングは足腰が鍛えられ、転倒予防など日々の生活に役立つだけではなく、スポーツにおいてパフォーマンス向上につながる大事な役割を担っています。

スポーツにおけるバランストレーニングの効果

スポーツ|バランストレーニングの重要性|関節の痛みならMTXスポーツ・関節クリニック

バランストレーニングを行っていると、スポーツ等の競技者であれば、ジャンプ後の接地などの際にブレが少なくなり、パワーロスを少なくすることが期待できます。

特に野球やサッカー、ラグビーなど、地面が土であったり、接触プレーがあるようなスポーツでは、想定していた接地面でない時に、細かい筋肉と関節の連動性が重要になります

例えば野球だとピッチャーの踏み出し足は、いつも全く同じところに着地できるわけではないですが、それでも狙った場所に投球をコントロールしなくてはいけません。それを行う一つの大切な要素として、バランストレーニングが重要だといえます。

シニアにおけるバランストレーニングの効果

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シニア層であれば、バランストレーニングをすると『立つ』『歩く』といった日常動作の際に使用する筋肉を意図的に刺激することができ、自分自身の足で長く歩くことが可能になると考えられています。

また転倒しそうになった際の姿勢から、速やかに回復させる能力を鍛えることができます。
転倒は骨折等の怪我の原因となり、寝たきりの状態になってしまう可能性を高めます。バランストレーニングを行い、将来の安全を自分自身の手で掴んでいきましょう。

バランス能力のチェック方法をご紹介

バランステスト|バランストレーニングの重要性|関節の痛みならMTXスポーツ・関節クリニック

文部科学省の新体力テストでは、開眼片足立ちがバランス能力の評価方法として採用されていますのでご紹介いたします。

測定方法

(1)素足で行う。

(2)腰に両手を当て,どちらの足が立ちやすいかを確かめるため,片足立ちを左右について行う。

(3)支持脚が決まったら,両手を腰に当て,「片足を挙げて」の合図で片足立ちの姿勢をとる(片足を前方に挙げる)。

120秒で打ち切りです。

これができる方は維持できるようにバランストレーニングに取り組み、できなかった方は、筋力の向上と、バランストレーニングで片足立ち可能な時間を伸ばしていきましょう!

最後に

バランストレーニングは、スポーツ選手にはパフォーマンスアップ向上、シニアには転倒予防など、ストレングストレーニングと同様に重要なトレーニングとなっています。

当院では、ddrobotec、MTXACADEMYと提携し、数値から感覚まで様々な視点で、ひとりひとりのバランストレーニングをサポートしています。

まずはお気軽にご連絡ください。

記事監修

MTX ACADEMY Practice Field
チーフトレーナー 木村 匡宏


慶應義塾大学経済学部に入学、體育會野球部へ入部。
その後金融機関勤務を経て、上達屋パフォーマンスコーディネーターとして3万人以上をサポート。
子供からメジャーリーガーまで、スポーツ、教育、運動、ココロとカラダの健康を通じて、みんながイキイキと自分らしさを大切に、新しいチャレンジをサポートする。

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